こんにちは!かなやりです。
今回は、モッパンの意味、モクバンとの違いについてお話していきたいと思います。
「モッパンてよく聞くけど、いったい何なの?」
「モクバンとの違いは?」
「なんで人気なの?」
「ASMRは何なの?」
などなど、疑問にお答えしていきたいと思います!
それでは早速行きましょう!
モッパンの意味とは
「モッパン(먹방)」とは、韓国語で「食べる放送」という意味です。
出演者が主に何かを食べる姿を見せる番組、または、ドラマなどでの食事シーンを指したりします。
最近では、YouTubeの「モッパン(먹방)」動画が人気ですが、韓国では一足先にライブ配信を提供する「AfreecaTV」で、「モッパン(먹방)」動画は人気が出ていました。
現在、韓国でモッパンユーチューバーとして活躍する人の中には、この「AfreecaTV」出身の方も多いです。
実は短縮言葉!
「モッパン(먹방)」とは、そもそも「モンヌンバンソン( 먹는 방송)」を縮めた言葉です。
「モンヌンバンソン( 먹는 방송)」の意味は、「食べる放送」。
その「먹(モㇰ)」と「방(バン)」が合わさって、「モッパン(먹방)」となりました。
(「먹(モㇰ)」が「モン」になるのは、「는(ヌン)」と合わさることで韓国語特有の発音変化が起こるため)
「モッパン(먹방)」を日本語に直訳して置き換えると、「食放」ってところでしょうか。
一発では、意味が分かりそうもない単語になりましたね…。笑
モクバンとの違い
「モッパン」と検索していると、一部「モクバン」と表示されました。
どうやら「먹방」の日本語表記は2種類あるようです。
簡潔に言うと、2つに違いはありません。
しかし、日本語表記にした時どうして「モッパン」「モクバン」の2つが存在するのか。
これは、韓国語の発音から来る問題ですね。
「ッ」?「ク」?
「モッパン(먹방)」は、「먹(モㇰ)」と「방(バン)」が合わさった言葉です。
この時、「먹(モㇰ)」の「ㇰ」は日本語の「ク」のようにはっきり発音しません。
ローマ字で言うと、「KU」ではなく「K」のみといえばいいでしょうか。
「北海道」と発音する時、「か」をいう直前で辞めた時に現れる音にならない「K」と言えば分かりやすいですかね?
音にならないので、実際に「ク」という言葉は聞こえない代わりに「ッ」になって聞こえてきます。
「パ」?「バ」?
では、「방(バン)」の頭文字は「パ」なのか「バ」なのか。
これは、「バ」と思っておいていいと思います。
「パ」の韓国語は別に存在しますからね。
ただ、日本人の耳には、「バ」にも「パ」にも聞こえてしまうという難題が…。
このお陰で、「パ」と「バ」がどっちも使われるなんて事態になったんですね。
しかし、発音するときは「バ」がおすすめです。
「パ」と言うと、違う文字が当てはまってしまう場合がありますが、「バ」と言っておけば、まず大丈夫です!
モッパンとモクバン、結論どっち?
結局「モッパン」と「モクバン」どっちを使えばいいのか。
日本での馴染み具合から見て、「モッパン」がいいのではないかと思います。
実際の発音も「モッパン」の方が近いですしね。
ASMRとは
ASMRとは、「Autonomous Sensory Meridian Response」の略で、「聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚」のことです。
最近では、ASMR動画がYouTubeで大人気ですよね。
食べる音だったり、スライムを触る音だったり、とにかく良い音を流してくれる動画が人気を集めています。
モッパン動画が「ただ食べる動画」なのに比べ、ASMR動画は「気持ちいい音を拾って流してくれる動画」だと言えます。
現在では、ASMRの音声+モッパンという動画も広まりつつあります。
モッパンにASMRの良い要素をプラスした動画は、まさに良いとこ取り!
韓国の人気ユーチューバー、ボキさんなんかがその代表ですね。
モッパンはなぜ人気?
モッパンが人気になった理由として挙げられるのは、一人世帯の増加です。
現代では、1人暮らしをする人が増え、一人でご飯を食べる瞬間が増えました。
その時、一緒にご飯を食べる感覚でモッパン動画を見る人が増えた、という訳ですね。
特に韓国は一人で食事する文化があまりなく、人と一緒に食べる文化なので、モッパン動画の人気が高まったそうです。
そして、単純においしそうに食べる姿を見るのが好き、ダイエット中に代わりに食べてもらってる気分になって満足する、という方もいらっしゃいますね。
おわりに
さて、今回は、モッパンの意味、モクバンとの違いについてお話してきました。
今、海外でも日本でも大人気のコンテンツなので、興味のある方はぜひ見てみてください!
それでは!