韓国語の数字には、ハングル由来の固有数詞と漢字由来の漢数詞という2種類の数字があります。
今回は、そのうちの固有数詞についてお話していきたいと思います。
固有数詞の「하나(ハナ、돌(ドゥㇽ)、셋(セッ)」は、日本語の「いち、に、さん」みたいなものです。
有名なBTSの曲の中にも「둘! 셋!」という曲がありますよね。(めっちゃいい曲です大好き)
「하나(ハナ、돌(ドゥㇽ)、셋(セッ)」は、色んな所で出てくるので、聞いたことがある!という方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな固有数詞について見て行きたいと思います。
固有数詞1~99
まずは、1~9まで見て行きます。
1.하나(ハナ)
2.둘(ドゥㇽ)
3.셋(セッ)
4.넷(ネッ)
5.다섯(タソッ)
6.여섯(ヨソッ)
7.일곱(イㇽゴㇷ゚)
8.여덟(ヨドㇽ)
9.아홉(アホㇷ゚)
1~9まで分かれば、後は以下の10、20、30、40、50、60、70、80、90と組み合わせて行けば「1~99」を言うことが出来ます。
10.열(ヨㇽ)
20.스물(スムㇽ)
30.서른(ソルン)
40.마흔(マフン)
50.쉰(スィン)
60.예순(イェスン)
70.일흔(イルン)
80.여든(ヨドゥン)
90.아흔(アフン)
例えば、37は「서른(ソルン)+일곱(イㇽゴㇷ゚)」で「서른일곱(ソルンイㇽゴㇷ゚)」になります。
こんな感じで、単純に組み合わせていくだけなので、結構簡単だと思います。
ただ、固有数詞を使うのは99までなので、100以上を言いたいときは漢数詞を使いましょう。
どんな時使う?
固有数詞は、主に人や個数を数える時に使われます。
例えば…
- 人(사람)
- 名(명)
- 歳(살)
- 個(개)
- 匹(마리)
- 時(시)
- 時間(시간)
- 回(번)
- 杯(잔)
- 枚(장)
- 冊(권)
などに使われます。
例えば、5名は다섯명(タソンミョン)となります。
ちなみに、「何時間」などの時間は固有数詞で言いますが、分や秒は漢数詞で言うので、そこは少しややこしいことになっています。
でも慣れちゃえば自然に馴染んでくるので、何回も触れて覚えて行きましょう!
変形系
そして、ここでも注意しなければいけないことがあります。
それは、하나、둘、셋、넷、스물の4つ!
これらは、助数詞が後ろにつくと変形します。
- 하나→ 한
- 둘→두
- 셋→세
- 넷→ 네
- 스물→스무
となるんです。
例えば、二十歳を韓国語で言うと、스무살(スムサㇽ)となります。
パッチムが付いたり、取れたりするんです。ややこしいですねぇ。
これも地道に覚えて行きましょう!
おわりに
さて、今回は、韓国語の固有数詞についてお話してきました。
1~9、そして、10、20、30、40、50、60、70、80、90を覚えてしまえば、後はそれらを組み合わせていくだけなので、実質覚える数字の数は18個ですね!
とは言っても、変形など例外もあるので少し難しいですが、そこは少しずつ慣れていけば大丈夫です。
ゆっくり頑張って覚えて行きましょう。
それでは!