主要仮想通貨が梅雨入りの中、ミームコインが反発。強気パターンを形成へ

アメリカの金利政策に関連し、ビットコインは一時60,000ドルを割るなど、仮想通貨市場の値下がりが拡大しています。その一方で、PEPEやFLOKI、BONKといったミームコインは反発し、強気のパターンを形作っています。このことから、投資家は仮想通貨 爆上がりが期待できるような複数のミームコインに、より一層注視しています。本記事では、現在価格が急上昇中のミームコインを紹介し、その要因を解説します。

PEPE、投資家がさらなる買い増し

PEPEといえば、インターネットミームのカエルキャラクター「Pepe the Frog」にちなんで作られたミームコインです。最近の市場動向を見ると、6月中旬には最低値0.00001017ドルと低迷していたものの、現時点では0.00001272ドルに回復し、過去24時間で11.47%上昇しています。

この急騰の背景には、大口投資家である“クジラ”が、仮想通貨市場が低迷しているにもかかわらずPEPEを安定して保有していることが挙げられます。同時に、一般投資家が価格下落時にPEPEを買い増ししたことが、今回の急騰につながっていると見られます。

FLOKIとBONK、ソラナ基盤のコインが急騰

PEPEだけでなく、他のミームコインも活況を呈しています。たとえば、ソラナ基盤のFLOKIとBONKも、ここ数日で急騰を見せています。

FLOKIはPEPEと同様に、6月中旬には0.00015ドル付近まで低迷していましたが、現在では0.00018ドルにまで回復しています。そして、この背景にはやはり“クジラ”の存在があります。FLOKIは単なるミームコインとしての役割に留まらず、NFT市場への参入や独自のDeFiプラットフォームの構築など、エコシステムの拡大を図っています。このような長期的な目標を掲げているミームコインであることから、クジラは引き続き大量のFLOKIを保有しています。

一方、一時0.000019ドル台であったBONKも、現在では0.000023ドルにまで上昇しています。そして、BONKの価格上昇の理由としては、ソラナのエコシステムの成長が挙げられます。ソラナはその高速かつ低コストなトランザクション処理能力により、多くの新規プロジェクトに導入され、デジタル体験を革命する役割を担っています。このエコシステムの成長がBONKの需要を押し上げていると見られています。

注意点と今後の展望

ミームコインの急騰は魅力的に見えますが、同時に高いリスクも伴います。これらのコインは、その性質上、ボラティリティーが非常に大きく、短期間で大きな損失を被る可能性もあります。

したがって、投資家はこれらのリスクを十分に理解した上で、必ず予算範囲内で投資を行うように心がけましょう。

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